SORACOM Conference “Connected.”に出展します

January 21, 2016 Naoki Kitaarashi
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皆さん、こんにちは。以前こちらのブログで紹介しましたが、アピリオは昨年のSalesforce World Tour TokyoでIoTのデモソリューションを発表しました。このデモはフィールドサービスの効率化を図るアプリであり、営業スタッフが持つiPhoneから送信されるGPSデータをHeroku経由でSalesforceに連携し、Salesforceの画面から社員の現在位置を確認したりWave Analyticsを使って様々な角度から営業実績を分析することができます。このデモは位置情報を使ったIoTソリューションの一例であり、例えば車に搭載したIoTデバイスからGPSデータを送信することで、トラックの配送管理にこのソリューションを使うといったこともできます。
 
アピリオでは現在SalesforceおよびSORACOMのIoTパートナーに参加する準備を進めており、今年から正式にIoTソリューションをお客様に提供する予定です。アピリオのIoTの売りはなんと言ってもSalesforce連携なのですが、話題のSORACOMの活用にもとても力を入れています。来週1月27日に開催されるSORACOM Conference "Connected."にもシルバースポンサーとして出展する予定でして、現在IoTデモソリューションの第二弾を社内のスペシャルなメンバーと開発中です(間に合うかな〜)。
 
今回のデモは自動販売機の飲料管理をIoTを使って効率化しようというものであり、前回のデモと比べてSORACOMの出番も増えています。デモの特徴および全体のアーキテクチャーは下記のようなものになります。
 
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自動販売機に設置されたIoTデバイスにはSORACOM Air SIMが搭載されており、SORACOM API経由でSalesforce側から一元的にSIMを制御することができます。このデバイスは自販機で飲料が売れる度にそのデータをSORACOM Beam経由でAWS IoTに送ります。前回のデモではこのストリーム処理の部分にHerokuを使いましたが、今回は先日正式リリースされたばかりのAWS IoTを使いました。SORACOM Beam部分では教科書通りにプロトコルの変換(MQTT → MQTTS)を行っています。
 
AWS IoT で処理されたデータはLambdaを経由してAPI連携でSalesforce上に連携されます。この辺のクラウドサービスの情報はWeb上に豊富ですし、そもそも難しい部分はAWSやSORACOM側が引き受けてくれるので(まさにクラウドサービスを使うメリットですね)、とても簡単にIoTの連携ソリューションを組み上げることができます。
 
Salesforce上ではドリンクの在庫を管理していて、Lightningで開発した在庫一覧画面で自販機ごとのドリンクの在庫数をチェックしたり、在庫がしきい値を下回った場合にアラートをPUSH通知する機能を提供します。
 
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[ドリンクの在庫管理画面]
 
もちろん今回もWave Analyticsを使った販売データの分析画面を提供します。ドリンクやエリアごとの販売実績、時系列の売上実績データをビジュアルかつ動的なグラフで表示できます。
 
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  [Wave ダッシュボード]
 
また、データをドリルダウンして時間ごとの販売数を参照することもできます。Wave Analyticsを使えばこうした分析画面を本当に手軽に開発できるので(ウソじゃないです)、IoTのデータとはとても相性が良いなと個人的には考えています。
 
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[販売実績データのドリルダウン (時刻ごとの販売量の推移)]
 
今回のIoTのデモでは自販機のIoTデバイス部分をIntel Edisonで作成しています。アピリオのデバイス担当のKさんが作成してくれたデバイスは以下で、なかなかの力作です!
 
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[Intel Edisonと自販機のボタン] 
 
デモ映えするようにPush通知と共にパトランプも光るようになっています。けっこう大きいので会場ではきっと目立つんじゃないかと。このパトランプとの連携にはAWS IoTが提供するDevice Shadowの技術を使っています。
 
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[パトランプ]
 
当然のことながら会場には本物の自販機は持ち込めないので、デモ用にはiPad上で自販機アプリを動かすつもりです。
 
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[デモ用の自販機アプリ]
 
いかがでしょうか。当日はなかなか面白いデモシステムを出展できるのではないかと思っていますので、興味がある方は1月27日のSORACOM Conference "Connected."に是非お越し下さい!
多彩なゲストが参加されるようなので、IoTを楽しめる1日になるのでないでしょうか。
 
 

 

著者について

Naoki Kitaarashi

アピリオのシニアコンサルとしてクラウドの世界に身を投じてはや5年あまり。プロジェクトでの立場に応じて、アーキテクト、リーダー、デベロッパーと様々なロールの仕事に携わっています。続々と新しいサービスと技術が登場するSalesforceの世界はエンジニアとして常に刺激を持ち続けられるエリアであり、2019年からはMuleSoftソリューションの起ち上げに関わっています。しばらくはAPI-ledなシステム連携を広めることに全力投球!!

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