お客様事例 | セブン銀行

February 26, 2019 APPIRIO JAPAN

セブン銀行様のATM活用 新サービス「ATM 受取」
その“顔”となる重要なWeb ポータル開発をアピリオが支援しました



提携先企業向け専用Web ポータル開発チーム


Salesforce でミッションクリティカルかつセキュアなWeb ポータルを実現

アピリオの魅力を紹介するこのブログシリーズ、今回はセブン銀行さま向けに開発したWebポータルの構築事例をご紹介したいと思います。これは、同行の24,000 台以上のATM を活用した大型新サービス「ATM 受取」、その“顔”となる提携先企業向け専用Web ポータルで、利用者の個人情報を扱うこともあり非常に重要なシステムの一つでした。

この事例では、Salesforce Community Cloud をベースに、アジャイル開発を駆使した迅速なプロジェクト進行をアピリオが支援。従来のオンプレミス型開発と比較して短期間で本番稼働を果たし、業界内外から高く評価されています。そればかりでなく、同行内では今回のプロジェクトをきっかけにデジタル変革も実現しました。


 24,000台以上のATM活用を考える中で生まれた“返金”というテーマ

セブン銀行では、セブン‐ イレブンを始めとしたセブン& アイ HLDGS. のグループ店舗のほか、駅、空港、オフィスビルなど全国に24,000 台以上のATM を設置しています。約600 社の提携金融機関カードを使用して、現金を引き出せる利便性をお客様に提供しています。

同行にとってATM はビジネスの“大黒柱”で、その活用シーンをさらに広げ、付加価値を向上し続けることは同行にとって重要な経営テーマです。そうした中で浮上したのがATM を利用して現金を返すというアイデアでした。今日、ネット通販など個人が企業に商品やサービスの対価を支払うケースが増えていますが、ときには企業が個人に返金を行う場合もあります。その際に銀行口座情報などが必要ですが、機密性の高い個人情報であるため、情報を提供する側も、預かる側もそのやりとりに懸念を抱いていました。


株式会社セブン・ペイメントサービス 代表取締役社長 和田 哲士 氏


銀行口座を介さずに送金を実現する「ATM 受取」

「ATM 受取」は、この課題を解決するため同社が独自に検討・開発した新サービスです。本サービスの提供主体は、同社子会社の株式会社セブン・ペイメントサービス(以下、7PS)です。7PS の提携先企業が専用Web ポータルから返金手続きを行うと、対象の個人に対して確認番号がメールやSMS で送信されます。セブン銀行ATMの「カードを使わない番号入力での取引」メニューからその番号を入力すると、個人は返金金額を現金で受け取れます。

1,000 円未満の現金については、ATM から発行されるレシートをセブン - イレブンのレジで提示すると硬貨で受け取れます。 このサービスの最大の特長は銀行口座を介さずに返金を実現できる点で、企業にとっては簡単な手続きでタイムリーに返金できるとともに、個人にとっても、たとえ銀行口座やクレジットカードを持っていなくても 24 時間 365 日いつでも ATM で現金を受け取れるという利点があります。


スピード、ナレッジ、高い品質が評価されてパートナーに選ばれたアピリオ

2016 年 10 月、世の中になかったまったく新しいサービスを生み出すべく、グループを挙げた大型プロジェクトが発足しました。当初オンプレミスを前提に開発期間を見積ったところ、2 年は必要でコストも相応にかかるとの回答が寄せられました。

ATM システム、基幹システム、Web ポータルシステムという主要システムのうち、Web ポータルは提携先企業向けの“顔”となる重要な構成要素でした。今回提携を募ろうとしていた企業の多くはビジネススピードが速く、新たなサービスが数多く創出していることから、同行はライトに作れるクラウドに着目。その中でクラウドベースのシステム開発で実績の高いシステムインテグレータとしてアピリオの名が挙がりました。見積りも開発期間、コストとともに 大幅な削減の目途が立ったことから、アピリオは大規模開発チームの一員に加わりました。


「守るべきこと」と「挑戦できること」のバランスを取って開発をリード

めざしたのは、さまざまな観点で完成度の高い Webポータルでした。提携先企業にも、その先の個人のお客様にも失礼のないものを作りたいという同行の思いを受け、アピリオはSalesforce Community Cloud ベースの開発を提案。また、要件定義の初期段階から目に見えて動くプロトタイプで案を示し、アウトプット資料も視覚に訴えるものを提出しました。様々な要件の追加や変更に対しても、迅速に次の案を提出して開発のスピードアップに尽力しました。

また、このWeb ポータルは提携先企業も操作するため、使いやすさが重要でした。その一方で、利用者の個人情報等取引内容の機密性もあり、暗号化など堅牢なセキュリティの実現や例外取引発生時の対策などもゆずれません。アピリオは、セブン銀行が「守るべきこと」と「挑戦できること」のバランスを取って開発をリードしました。


株式会社セブン銀行 ATMソリューション部 次長 酒井 義男 氏


潜在ニーズ発掘で、増え続ける提携企業

「ATM 受取」は2018 年5 月に正式にサービスを開始し、すでに契約合意企業数は130 社を超えました。企業から個人へ、あるいは個人から個人へ送金したいというニーズは返金のみにとどまらず、キャッシュバック、チケットの解約、オークションやフリマサイトの売買代金の受け取り、賃金前払い、経費精算、クラウドソーシングなどの 報酬支払いなど大きく広がっており、提携先企業から「画期的なサービスが誕生した」と喜びの声が寄せられています。


株式会社セブン銀行 ATM ソリューション部 主任調査役 森 健一朗 氏


アピリオはセブン銀行のデジタル変革にも貢献

今回のプロジェクト経験を通じて、同行はアジャイル開発手法を習得。今や情報システム部門におけるプロジェクト開発社内標準になろうとしています。 さらに、社内のデジタル変革も実現。それまで開発チーム内コミュニケーションや業務部門とのコミュニケーションは紙の資料と対面での会議が中心だったのですが、アピリオの提案でSalesforce Chatter を活用したやりとりに変更したら、チーム全体の効率が劇的に向上。この生産性の高いコミュニケーション手法は、今や情報システム部門全体に浸透しています。


セブン銀行様 お客様成功事例

セブン銀行の新サービスで ”顔” となるWebポータル
その迅速な大型開発をリードし続けたアピリオ

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