※このニュースは2017年2月15日(米国時間)に米国で発表されたプレスリリースの抄訳です。本ニュースの原文はこちらよりご覧頂けます。
2017年3月9日
株式会社アピリオ
経営陣の刷新により、アピリオはその企業文化を守りつつ、世界中のより多くの企業にワーカー・エクスペリエンスとカスタマー・エクスペリエンスの好循環を提供できるようになります。
2017年2月15日、米国インディアナポリス発 ― アピリオは先般、ITサービスを提供する大手グローバル企業、ウィプロによる買収を発表しましたが、早くも効果的な事業統合に向けて大きく前進を開始しました。本日、アピリオは3名のウィプロ役員の異動と11名のアピリオ社員の昇進を含む経営陣の刷新を発表しました。
アピリオCEOのクリス・バービン(Chris Barbin、以下「クリス・バービン」)はこのたびの事業統合について次のように述べています。
「事業統合は速さと内容の両面において予想以上の成果をあげています。私たちのチームは既に100社を超える顧客に対して営業活動を開始し、大型の共同案件をいくつも締結させました。両社首脳部を統合するとともに、ウィプロのクラウド事業部のメンバー全員をアピリオに移籍させた上で、アピリオが使用している完全にクラウド化したITシステム環境で仕事を始めさせ、グローバル市場へのさらなる拡大に向けてさまざま活動を開始しました。この歩みに弾みをつけるべく、経営陣を刷新し、本日発表の運びとなりました。これにより、アピリオの企業文化を活かしつつ、世界中のお客様にワーカー・エクスペリエンスとカスタマー・エクスペリエンスの好循環を提供するという経営ビジョンの実現に邁進できます。」
アピリオの経営陣は、多様な経験、経歴を持ち、意志決定に関与してきた人材のグローバルな集団であり、ウィプロとアピリオが掲げる多様性の受け容れの理念を体現するものです。新しい体制は未来の働き方を実現し、イノベーションと成長に対する社員の熱意を共有し、そのスピードを上げることにフォーカスします。
クリシュナン・スブラマニアン(Krishnan Subramanian)は、ウィプロで財務担当のバイス・プレジデントを務めていましたが、このたびアピリオのチーフ・ファイナンシャル・オフィサーに就任しました。利益をともなう成長の実現、並びに財務運営のあらゆる側面におけるガバナンスとリスク管理の徹底を担当します。
ジェニファー・オデス(Jennifer Odess)は、Topcoderのデータ・サイエンス部門のディレクターでしたが、このたびCEOオフィス バイス・プレジデントに昇進しました。プログラム・マネジメントの戦略イニシアティブを担当し、ビジネスと企業文化の両側面において経営ビジョンの実現に取り組みます。
ラジーヴ・クマール(Rajeev Kumar)は、ウィプロの新卒採用を統括するグローバルの責任者を務めていましたが、4月1日付けでアピリオのチーフ・カスタマー・オフィサーに就任し、カスタマー・エクスペリエンス戦略のさらなる進化と成功に取り組みます。主な担務は、新規顧客との長期的な関係構築、既存顧客の育成のほか、ウィプロ・テクノロジーズのグローバル・リーチを最大限に活用し、これまで以上に幅広いカスタマー・ソリューションの提供を推進することです。
リトゥ・バートナガール(Ritu Bhatnagar)は、デプティ・ジェネラル・カウンセルとして、リーガル、ガバナンス、コンプライアンスを含め、アピリオの法務全般をワールドワイドに統括します。アピリオの知財管理、商取引に関わる法務全般、調達契約、パートナーシップやアライアンスの管理を主な担務とします。
スティーヴ・プルーデン(Steve Pruden)は、アピリオの戦略・統合 バイス・プレジデントから人事 シニア・バイス・プレジデントに昇進しました。CEOに直属し、アピリオとウィプロの人的統合、人材と戦略の調整を担当するとともに、人材活用面でのベスト・プラクティスを通じてアピリオの優れた文化の保存に取り組みます。
上記に加え、以下の人事異動が行われました。
ラタニ・コナント(Latané Conant)がマーケティング担当シニア・バイス・プレジデントからチーフ・マーケティング・オフィサーに昇進しました。
キャサリン・ラング(Catherine Lang)はトップコーダーのプロダクト、マーケティング、キャンペーン担当シニア・バイス・プレジデントを務めていましたが、チーフ・ラーニング・オフィサーとしてアピリオに帰任します。
ジェイムズ・ミーア(James Meer)はワールドワイドの管理会計担当バイス・プレジデントから財務担当のシニア・バイス・プレジデントに昇進しました。
アライアンスとチャネル担当のバイス・プレジデント、ゲイリー・ラインダラー(Gary Rinedollar)はエグゼクティブ・リーダーシップの一員としてCEOの直属となります。
アニンダ・チョードリー(Anindya Chaudhuri)はウィプロでクラウド・アプリケーションのジェネラル・マネジャー兼グローバルの責任者を務めていましたが、アピリオの戦略・統合 バイス・プレジデントに昇進しました。
リズ・ラリベルティ(Liz Laliberte)はWorkdayのセールス・ディレクターから、北米 HCMセールス バイス・プレジデントに昇進しました。
グレッグ・スミス(Greg Smith)はWorkdayコンサルティング・サービスのバイス・プレジデントから南北アメリカのHCM
ジェネラル・マネージャーに昇進しました。
マーク・コーニッグ(Mark Koenig)は高等教育および非営利団体ディレクターから高等教育および非営利団体ジェネラル・マネジャーに昇進しました。
エリック・パロット(Eric Parrot)はアピリオのアカウント・エグゼクティブ兼パートナーから金融サービス ジェネラル・マネジャーに昇進しました。
アピリオの経営陣に関する詳細はこちらをご覧ください。
ウィプロによるアピリオ買収に関する詳細はこちらをご覧ください。