Day3 - Dreamforceで覚えました!
昨日はDreamfestもあり遅くまで賑わっていましたが、ここサンフランシスコはいつもどおり穏やかな朝を迎えました。さあ、Day 3へ出発しましょう。
Service Cloud Voice
"Service Cloud Voice"が今回のDreamforce 2019で新たに発表されました。2つ先のリリース - Summer 20でGAが計画されていますが、Amazon Connectや他のCTIと組み合わせて、Service Cloudにおける電話スクリプト(お客様とエージェントの会話内容)をテキスト化することができるものです。そしてテキスト化された内容を元にエージェントに対して、Einsteinにより推奨される解決策が提示されるようになります(この機能自体は従来からあったものですが、電話音声対応では提供がされていなかった部分です)。
(Campgroundのブースで撮影)
今回のDreamforce 2019では、Einsteinは大きなキーワードでもあり、Day 1のキーノートでもCustomer 360の図とともにEinsteinが描かれています。まだDreamforce 2019は終わっていませんが、これから来年にかけてもEinsteinの話題は何度も出てくるだろう - 令和元年ならぬEinstein元年 - そう予感させます。
その他の新しい機能の紹介
昨日のブログでは、Lightningについての新しい機能を紹介しましたが、それ以外にも多くの機能が公開されています。その中で"Real-Time Event Monitoring"ついての紹介をしましょう。
"Real-Time Event Monitoring"は、Salesforce上で発生する「イベント」に対して条件を付与することで監視をする機能を提供します。条件に反した場合は、その操作を拒否することができるものです。
デモとして紹介されていたのは以下の2つの例でした。
- 500件以上のレコードを含むレポートはダウンロードさせない。これは静的な条件として定義し、条件に反した場合は、アクセス拒否(Access Deniedの画面が表示されていました)をします。
- 「Data Sensitivity Level = Confidential」とマークしている項目を含む場合はダウンロードさせない 。Apexプログラムを記述することで判断を行い、反している場合は処理をさせない("We couldn't complete your request. Ask your Salesforce admin for help"というメッセージが表示されました)という仕組みが紹介されました。
残すところはあと1日
始まったと思ったDreamforce 2019もなんと明日が最終日です。もう1度聞きたいブースや聞き逃してしまったテーマを思い出して思う存分楽しみましょう。Appirio ClubとAppirio ConnectはDay 3でCloseとなってしまいましたが、AppirioブースはDay 4もオープンしてみなさまをお待ちしています。Magic MirrorにAPPIRIO DXとEstimaterを是非ご覧ください。Appirioブースは、Campground (Moscone Cenrterの#1512)と、Moscone Westにあります。
Enjoy Dreamforce!
#GoAppirio #DF19
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