上司からリモートワークの承認を得て、一週間のうち3日間を自宅でリモートワークしてみました。
その状況と気づいた点をリポートします。
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【月曜日】
Salesforce Chatter(チャター)を通して、社内関係者にリモートでの業務開始を連絡。
PCでもスマホのSalesforceアプリでも、社内Chatterグループに書き込めばまとめて連絡できるのがChatterの長所。
[Salesforce Chatter デスクトップ]
仕事に出かける妻を見送ると、自宅のリビングにPC&拡張モニタを持ち込んで、仕事環境のセットアップが完了。メールを一通りチェックして返信を済ませ、プロジェクトメンバーに Google ハングアウトで状況報告も完了。
[Google ハングアウト]
スマホのアプリでGoogle ハングアウトをチェックし、外出先から連絡を取ることも可能。
[Google ハングアウトアプリ]
PCをチェックすると、Chatterに同僚からメッセージの返信が。社内に連絡が伝わっていることを実感する。
プロジェクトメンバーとはハングアウト、お客様とはメールと電話で連絡を取り、業務を進める。
今のプロジェクトは3社共同で、メンバーもそれぞれのオフィスに分かれているため、Google ハングアウトのグループチャットはメールより手軽で非常に便利。時間と空間を超えてコミュニケーションが取れるインターネットのメリットを実感する。
今回は使わなかったが、Google ハングアウトでは、ビデオ会議と画面共有が可能なので、メンバーとの認識のズレを感じたときには同じ画面を見ながら会話して、ズレを解消することも可能。また参加メンバーが多くなる場合には、より高負荷でも音質/画質の品質を維持できるGoToMeetingをGoogle ハングアウトの代わりに使う。これもリモートでのコラボレーションにおいては力強い味方になる。
[Google ハングアウトの画面共有]
プロジェクトの進捗状況、担当タスクの確認を終了して、ひと安心。
プロジェクトの課題管理はGoogle スプレッドシートを使用している。Google版の表計算ソフトと説明すればわかりやすいだろうか。
ブラウザで編集できるため、「ファイルを個人のハードディスクに保存しておく必要が無い」「複数メンバーで同時編集が可能」ということで、チームで仕事を進めるには欠かせない。
[Google スプレッドシート]
Google スプレッドシートの他にも Google スライド(Google版のプレゼンテーションソフト)、Google ドックス(Google版文書作成ソフト)がある。いずれもGoogle スプレッドシートと同様に、1つのファイルを複数メンバーで同時編集でき、デグレードの心配もない。
昼過ぎにGoogle ハングアウトでメンバーから連絡が入る。
クライアントと連絡を取り、リリース作業を前倒しで実施。作業終了を確認してメンバーには帰宅してもらう。
夜には妻が帰宅し、私もPCを閉じて業務終了。
通常なら帰宅途中に気持ちをリセットするが、業務終了と同時に入浴、夕飯と家事に追われるために、いつも以上に夜が慌ただしく感じられる。
【火曜日】
リモートワーク2日目。
業務開始。ワークスタイルは昨日とほぼ同様。
トラブルもなく無事に業務を終える。
【水曜日】
オフィスにて業務開始。
オフィスでするべき事務作業は一通り片付け、業務終了。
【木曜日】
もう一日、リモートワーク。
自宅で働くことに体が慣れてきたこともあり、余裕を持って仕事に取り組むことができた。
【最後に】
リモートワークが滞りなくできた要因としては、普段から業務で使用しているクラウドベースの IT ツール群の充実ぶりである。
また、普段使いのPCが『少年ジャンプ』のように分厚いモノであったなら、PCを自宅まで持ち帰る気にもならないが、アピリオのPCとしてはMacbookが主流なので、ストレス無く持ち運べる点は大きなメリットだと思う。
アピリオは、クラウド専門のコンサルティング企業として、お客様のWorker Experienceの改善と実現を提案・推進している。アピリオの社員自身も、こうした快適な"働く環境"の中に置かれ、優れたWorker Experienceをエンジョイして、より高い生産性を実現している。
働く身としては、非常にありがたい。
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