本ブログは CAROL FITZGERALD TYLER が寄稿した記事を抄訳したものです。 原文「The Impact of Communication: Vision Setting for Digital Transformation」はこちらからご覧いただけます。
今は類いまれな時代であり、ビジネスは膨大な変革の課題に直面しています。組織のデジタル変革に対するビジョンを策定することは、これらの課題の1つにすぎません。ビジョンとミッションは、どちらもイノベーションと変革のメッセージを効果的に伝えるうえで不可欠なものです。明確なビジョンやミッションを持つ企業は、概してより効果的に変革の取組みを実践していて、その結果、より多くの優れた人材を確保し、より良い企業文化を持ち、より利益を上げています。
一貫したビジョンを定めることは、変化の受容と組織的採用を促進する上で最初の重要なステップです。リーダーには、ビジョンを描き、最後までやり遂げるための最適なアプローチをチームに示す責任があります。Forbes Insights の記事(英文記事)によると、51% の経営陣が、ビジネス変革構想の成功の主な理由としてリーダーの支援を挙げています。
コミュニケーションは、しばしばビジネス変革や組織変更管理に対する最大の課題として挙げられます。人々は、知らなければなりません。ビジョンとは何か? ミッションとは? ロードマップとは? その道筋を示すために不可欠なものは、冗長なスピーチや電子メールではなく、明確かつ簡潔なミッション・ステートメントです。
- 適切で、タイムリーで、人間中心の、リアルタイムのコミュニケーションを提供すること。
- さまざまな組織レベルの人々に対して語り掛け、彼らが、自分の考えは評価されている、つまり、意見が届き、積極的に関与し、認められていると知ることのできるメッセージを策定すること。
- イノベーションや幅広く変化する組織変革を受け入れる方法として、コミュニケーションを活用するようにチームを奨励すること。
強力なコミュニケーション戦略を定めて実行することで、今後の可能性と成果に関するビジョンをサポートする環境が育まれます。あなたの構想と、どのようにすればビジョンやコミュニケーションが円滑な変革に役立つかについて検討しましょう。そして、変革のビジョンを完全に認識することができれば、実行チームと組織全体の両方に、前に進み、人々のモチベーションを高め、開かれたコミュニケーションを促進するための道筋を示しましょう。
ビジョンを設定する準備はできましたか? さあ、対話を始めましょう。
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