プロマネの車窓から 2 〜Salesforce PMの魅力〜

October 26, 2020 Koji Komatsu

こんにちは、アピリオの小松です。
前回は、PM のキャリアとしての魅力に関してお話しましたが、今回は Salesforce の PM の魅力に焦点をあててご紹介します。

デファクト・ソリューションの経験

クラウドCRMを中心とした領域において、Salesforce が実質的なデファクト・ソリューションだと思います。PMとしてのキャリアを積んでいく中で、少なくともエンタープライズ・アプリケーションでの経験値としてこのテーマを扱えることは、ご自身のキャリアにとってもプラスに働くことは間違いないでしょう。

「動くイメージ」を体感

Salesforce をプラットフォームとして選択することの優位性の1つに「今日から使い始められる」という側面があります。Developer Edition であれば無償で今日から、使い始めることができます。ITのシステム構築プロジェクトにおいて、具体的な稼働イメージをどのように持つかは非常に重要な要素の1つですが、実際に動くイメージを確認しながらプロジェクト計画をたて、段階的に動作イメージを確認しながらプロジェクト管理を実施していけるということは、初めて経験する方にとっても非常に効果的なはずです。

短期サイクルでの経験値蓄積

実際には Salesforce のプロジェクトといっても、規模の大小、期間の長短のバリエーションは様々であるとは思いますが、私がこれまで経験してきた Salesforce のプロジェクトでも、短いものだと2ヶ月弱で稼働まで漕ぎ着けるというものもあり、比較的プロジェクトの期間としては短い傾向があると思います。
これは人によって感じ方が違う部分でもあるとは思いますが、短期間で成果をあげ、いろんな種類のプロジェクトを経験していけるという意味でも、魅力的なプラットフォームと言えると思います。

アーキテクト領域への踏み込み

Salesforce そのものは契約したその日からログインが可能となり、ベースの機能は利用することができますが、実際のビジネスで利用するためには「コンフィグレーション(設定作業)」や「ロジック実装」等の各種ステップが必要となります。これらの仕組みは、非常に広範囲かつ多岐にわたるため、一人の技術者が全てを把握しているということはほぼ無いと考えられるでしょう。複数存在する実現のための選択肢を整理し、様々な観点から最適なアプローチを導き出し、実装を進めていくことが求められます。

これも解釈はいろいろと分かれる部分かもしれませんが、この満たすべき要件に対するアプローチとしての最適解を見出す過程において、技術的側面でのリスクマネジメントを機能させるためにも、PM にも一定の「アーキテクトとしての視点・素養」は必要になる、というのが私の考えです。もちろん、実際のプロジェクト遂行に際しては、テクニカルなメンバーと一緒に進めていくことがほとんどですし、役割分担はあってしかるべきなのは言うまでもありませんが、チームとしての最大の効果を発揮する意味でも、PM 視点での技術への踏み込みは大切な要素の1つで、それを可能にするプラットフォームだと思います。

顧客接点における取り組みの多様性

これは Salesforce というより、顧客接点のしくみ全般の話になりますが、ERP 等の領域とことなり、顧客接点における仕組みのあり方、ソリューションの多様性は常に変化・進化していく特性があります。
Salesforce プラットフォームの進化に合わせて提供されていく新機能への追従そのものに加え、お客様ごとに異なる「ソリューションの形」を自身の経験知として蓄積していくことで、引き出しに厚みを持たせることができると考えています。

プロマネの車窓からシリーズを寄稿しています。
次回、「プロマネの車窓から 3 〜  Salesforce 導入アプローチの観点 〜」をおたのしみください。

プロマネの車窓から 1 〜 PMキャリアの魅力 〜
プロマネの車窓から 2 〜 Salesforce PM の魅力 〜
プロマネの車窓から 3 〜 Salesforce 導入アプローチの観点 〜
プロマネの車窓から 4 〜 計画の勘所 〜
プロマネの車窓から 5 〜 計画と現実のギャップ 〜
プロマネの車窓から 6 〜 プロジェクトの終わり方 〜


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著者について

Koji Komatsu

前職時代から通算で15年以上、CRMの領域でプロジェクトマネージャーを中心にプリセールス、ビジネスアーキテクト等、幅広い役割を担うことを信条として日々精進しております。Appirioに参画後もSales Cloud、Service Cloud、Field Service Lightning、Einstein AnalyticsやHeroku、時にはAWSやZuoraまで、様々なクラウドプラットフォームを手掛けて来ました。未知のプラットフォームを導入される場合は是非お声がけを!

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