プロマネの車窓から 1 〜 PMキャリアの魅力〜

こんにちは、アピリオの小松です。
アピリオに 2015 年に Join して以来、Salesforce を中心とした様々なプロジェクトで PM を担当してきました。これから PM を目指してみようという方、既に PM 経験がある方で Salesforce のプロジェクトにチャレンジしてみたいと思っている方に、少しでもお役に立てればということで、私の経験をベースにお伝えしていきたいと思います。

初回は、Salesforce に限定したテーマではありませんが「PM キャリアの魅力」についてご紹介します。

達成感

私もキャリアの前半はエンジニアとして過ごしていましたが、PM 職にシフトするようになってから最も変化する点としては「人」との関わり方の密度だと思います。
チーム内のマネジメントも然り、お客様との関係性構築のためのコミュニケーションに、業務時間の多くを「人との関わりにおけるマネジメント」に費やすことになります。
限られた期間・予算の中で成果を出していくミッションをPMが担うことになりますが、多種多様な思考・価値観の人たちとの対話において、意図が伝わらない、理解してもらえない、聞いていたことと違う等、想定通りにことが進まないというのが日常的に発生し、そのような状態の中でも解決先を見出して共通のゴールへと導いていくことが PM には求められます。
難しいが故の達成感、それが PM にチャレンジすることで得られるものの一つだと思います。

マネジメント・サイクルの実感

ビジネスにおけるキャリアを積み重ねていく中で、立ち位置の違いで程度の差はあれど、マネジメントというテーマと向き合うことになる局面はどなたにでもあるのではないでしょうか。
プロジェクトには必ず「期間」が存在し、決められた「予算」があります。その制約のもとに、関係者が納得する「成果」を出すことが PM の役割となりますので、期間が終了したタイミングで良くも悪くも必ず「結果」が出ます。私も過去、俗に言う QCD のバランスが崩れる結果になったこともありますが、その結果を受け止めて、次のチャレンジに活かすことができる、という意味では、マネジメントサイクルを継続的に経験・検証し続けられることができる役割だと感じています。

ビジネス貢献への実感

会社によって様々な KPI というものは存在すると思いますが、概ね「売上」や「利益」といった共通指標を持ち、とりわけ、プロジェクトの収益実績はビジネスに直結することになります。
これはプレッシャーとなる側面ももちろんありますが、良い結果を出した時に得られるビジネス貢献への実感というものは、PMをやっていくことで得られる成果の一つだと思います。

評価の容易性

プロジェクトの成否は PM の力量に依存する、実際にお客様などからそのように言われることもあるように、成功した暁に得るものが大きいのは間違いありません。
もちろん、プロジェクトは PM ひとりで実施するものではなく、チームの成果であることは言うまでもありませんし、実際には PM 以外のキーマンによる貢献が大きいケースもあると思います。それでも「成功したプロジェクトの PM」としての評価が明確に得られると言う意味では、PM にチャレンジすることで得られるベネフィットの1つだと思います。

キャリアの幅

PM として様々なプロジェクト経験を積んでいくことで得られる知見やスキルは、対象のプロジェクトの形態が変わっても活用できる要素がとても多いのではないでしょうか。
私自身、前職ではシステム製品の導入プロジェクトやオンプレミス環境のCRMパッケージ導入といったプロジェクトでのPMを経験しておりましたが、Salesforce をはじめとしたクラウドのビジネス自体は経験がありませんでした。もちろん、対象が変わることで新しくキャッチアップしないといけないこともありますが、基本的な考え方や「やらないといけないこと」は大きく変わらないと思います。
また、PM として様々な経験を積み重ねていくことで、案件獲得時のプリセールス活動に貢献できる可能性も広がっていきます。IT システムの導入提案を実施する場合、お客さまに響く重要な要素の1つが「実体験に基づく勘所」だと思いますが、これを臨場感をもって最も伝えられるのが PM 職だと思います。
その意味で、今後様々な IT の要素が登場したとしても、それまでの経験を活かして継続的に成果を出していくことができる職種です。

プロマネの車窓からシリーズを寄稿していきます。
次回、「プロマネの車窓から 2 〜 Salesforce PM の魅力 〜」をおたのしみください。

プロマネの車窓から 1 〜 PMキャリアの魅力 〜
プロマネの車窓から 2 〜 Salesforce PM の魅力 〜
プロマネの車窓から 3 〜 Salesforce 導入アプローチの観点 〜
プロマネの車窓から 4 〜 計画の勘所 〜
プロマネの車窓から 5 〜 計画と現実のギャップ 〜
プロマネの車窓から 6 〜 プロジェクトの終わり方 〜


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著者について

Koji Komatsu

前職時代から通算で15年以上、CRMの領域でプロジェクトマネージャーを中心にプリセールス、ビジネスアーキテクト等、幅広い役割を担うことを信条として日々精進しております。Appirioに参画後もSales Cloud、Service Cloud、Field Service Lightning、Einstein AnalyticsやHeroku、時にはAWSやZuoraまで、様々なクラウドプラットフォームを手掛けて来ました。未知のプラットフォームを導入される場合は是非お声がけを!

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私は、Appirio グローバル・ヘッドの Hari Raja (ハリ・ラジャ)です。インドのハイデラバードにある私の本拠地から書いています。まず最初に、コロナウイルスの流行により影響を受けた個人、企業、地域社会に...