A Day In The Life At Appirio Japan 3 | アピリオ入社後の展開( スピード〜AGILE )

May 10, 2019 Takashi Watanabe



実際にその翌週にはオファーが出て、インタビューの画面の向こう側にいたうちのひとりであるCOOが来日しました。最終面接となるから自分なりのビジネスプランを持って来るように、ということでした。前回のクリスの時とまたしても同じホテルで朝食を食べながら最後はその場でオファーレターにサインをしたのを覚えています。そのスピード感とフットワークの良さは印象に残っています。


2016年元旦付でアピリオに入社しました。
オファーの時点で、日本法人のグローバルリージョンからの独立と、米国本社への直接レポート、および日本法人ウェブサイトの速やかな作り直しの全てにGoサインを頂きました。

1月14日にはセールスキックオフに参加するために、今の本社が置かれているインディアナ州のインディアナポリスを訪問し、本社の経営陣および、若く活気のある世界中から参集したアピリアン(アピリオの社員をこう呼びます)たちと触れ合うことができました。

元々アピリオは2006年の8月に創業されました。クリスによると”最初のオフィス”はカリフォルニアの当時のセールスフォースのビルの1階にあったスターバックスカフェだったとのことです。


会社設立時のコンセプト

設立趣意書とでもいうのでしょうか、”ザ・コンセプト”と書かれた文書の一行目にはこう書いてあります。”アピリオは中規模から大規模の企業がオンデマンド・ソフトウェアの導入をより成功できるようにするために、サービスと製品を提供します。”

当時から、そのビジョンは現在まで一貫してブレていないのですが、驚くのは当時まだクラウドという言葉が一般化していなかった時代に専業でそこしかやらない、という潔い選択と集中をしていたということです。

その後2012年4月にアメリカ東部インディアナ州インディアナポリスにUS開発センターをオープンしました。そしてそれが現在の本社の元となりました。インディアナポリスには技術系の優秀な大学もあり、アピリオでは”アセンド・プログラム”というインターンシップ・プログラムを積極的に進めていて、若手の優秀なエンジニアを採用しています。

実は日本ではまだインターンシップ制度を始めていないのですが、こちらも始めるべく準備をしています。


アメリカ本社への出張


(写真上;アピリオ本社の会議室、バッドエルマーズ)

アピリオ本社の会議室には、アメリカの様々なクラフトビール(地ビール)の銘柄名がつけられています。こちらは僕が最初に会議をしたバッド・エルマーズという部屋です。会議室にBadって付けてるのは珍しいなと思ったのですが、背景にはそんな理由がありました。

2月末にはジャパン・ロードショーを開催し、3月中旬にはインドのジャイプルにあるオフショアの拠点(ディベロップメントセンター)を訪問しました350名を超えるセールスフォースやワークデイなどのプロフェッショナルが最新のテクノロジーに取り組んでいます。


インド、ジャイプルの開発センター(JDC)訪問

3月のインド滞在中に、現地で日本語教師の方の採用インタビューも実施させて頂きました。なぜかというと、アメリカやイギリス、オーストラリアなど他の国に比べて日本からのインドのオフショアセンターの活用率は低いからです。一番の理由は言葉の壁なのは言うまでもありません。日本の社員へ英会話の教育支援をしているのですが、それだけではなく、同時にインド側にも投資をして日本向けの支援のコアチームを立ち上げて、彼らに業務の一環として日本語のトレーニングを行うということを入社後2ヶ月半の3月中旬までに、アメリカ本社のマネージメントと合意することができていたからです。ここにもアピリオのスピード感が現れています。

その結果、Japan CoE*チームがジャイプルの中に組織され、日本とインドとで合同でプロジェクトをやる場合のインド側の窓口を担うことになりました。彼らは積極的に日本文化の勉強もしていて、インターン生の中にも日本語を学ぶ学生たちが出てきました。このあたりの話が別の記事に書かれています。
(*CoE:Center of Exelence)

既にジャイプルオフィスから日本オフィスに転籍となったインド人の社員も何人か出てきました。また2018年には、日本のお客様を数社、ジャイプルにお連れして、我々が持っているサポート範囲の広さとそのボリュームをご紹介させて頂きました。その時の記事はこちらです。


(写真上;アピリオインドオフィスの壁にかかっているオブジェ。アピリオの社員を表す、アピリアンを表現する形容詞が飾られています。)

結果、インタビューさせてもらった方にはフルタイムの社員として入社して頂き、ジャパンCoEチームへ毎週日本語のトレーニングを行ってもらっています。

その後ジャパンCoEチームからは、本人たちの希望もあって3名のメンバーがアピリオの東京オフィスへ異動となり、日印共同のプロジェクトを中心に活躍しています。


本社と約束した日本法人ウェブサイトの刷新

また、訪問初日の3/14にはアピリオジャパンのウェブサイトの全面刷新が完了しました。

僕が入社して、最初の2ヶ月半で、日本のレポートラインをアメリカ本国にしてもらい、本社を訪問しキーメンバーと1 on 1をし、その後日本でロードショーを開催し、インドを訪問し、日本のCoEチームの解説と日本語講師の採用、そして日本語ウェブサイトの全面刷新と、目まぐるしいスピードで物事が進んでいきました。クラウドテクノロジーの売りはスピードです。しかし、いくらテクノロジーとしてスピーディーなシステム構築やシステム展開が可能であったとしても、それを実現するのは人間です。

時と場所を選ばない働き方を実現する仕事環境に慣れているアピリオの社員はそれらを最大限に生かして、スピーディに仕事をすることが習慣化されています。

その後も様々なことがありましたが、このような素早い動きができる背景には、①能力の高い社員たちが、 ②充分に権限を委譲され、 ③制約されない自由な発想で、④最先端のクラウドテクノロジーを、⑤世界中で培われたベストプラクティスとメソドロジー(導入・開発方法論)を用いて、⑥楽しく仕事をしている、ということが重要な基盤としてあると感じています。

13年間培ったサーバーレスのノウハウ

アピリオでは、世界中の社内システムを全てクラウドで運用しています。運用コストを安く抑えることが出来ている一方で、私たちのお客様のサービスご提供前の平均運用コストと比較した場合、アピリオのコストはその半分以下となっています。

しかし、一方でシステムを使っている従業員による満足度(1-10)の調査によると、あるグローバルの調査では平均値が6.1となっていますが、アピリオの従業員のIT満足度は9.8と非常に高いものになっています。

勿論、実際にそういった便利な環境を実現されている企業もあるでしょうが、グローバル規模にそのオフィスの100%をクラウドで事業運営を行っている企業は珍しいのではないでしょうか?

しかも自社製品を持たないので、市場に投入されているソリューションの中からベストなものを選んで組み合わせて使うことができています。まさに、ベスト・オブ・ブリードです。


続きは、「A Day In The Life At Appirio Japan 4  | アピリオでの仕事のしやすさ( 効率的〜PRODUCTIVE )」 の投稿までお待ちください。



 

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著者について

アピリオ日本法人 代表取締役社長。米国本社ヴァイスプレジデントを兼務。2016年1月より現職。宮城県仙台市出身。愛器はGibson DG-335, Fender Stratocaster, Ovation Elite, Martin Backpacker。最近のお気に入りはGary Clark Jr.です。オフィスで仕事に集中したい時には、グレン・グールドが弾くゴルトベルク変奏曲(81年版)を延々と流しています。

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