チームというパズルを完成させるピースは、4通りの従業員ペルソナ

4 Worker Personas Diplomat, Adventurer, Warrior, and Guide on colorful jigsaw puzzle pieces

本ブログは アピリオの英語ブログ記事を抄訳したものです。 原文「4 Worker Personas Who Form a Puzzle-Perfect Team」はこちらからご覧いただけます。
 

信じるかどうかは別として、企業は従業員の質で決まります。
 

アピリオではこれを真実と考え、同時にすべての従業員が同じような性格や考え方ではないこと、それは決して悪くないことを承知し、受け入れています。従業員には各自の作業スタイルと管理ニーズがあります。たとえば、分析的思考に大きく傾倒する従業員がいる一方、業務上の義務を創造的に探求する余地がある時に力量を発揮する従業員もいます。多様性はチームの成功に不可欠です。事実、ハーバード・ビジネス・レビュー誌でも、「多様なメンバーを持つチームは、事実関係を絶えず再検討し、客観的である傾向にある」(英語記事のみ)と指摘しています。

アピリオでは、客観性の維持はチームの成長に非常に重要であることに同意しています。このため、スタッフそれぞれの性格、アイデア、動機に重点を置いています。1つの組織で多くの「合意」を生み出すことでこそ、最高の仕事を達成することになり、このようにして組織は前進していきます。
 

パズルのようなチーム

強力な組織とは、完璧に組み合わされたパズルのようなものと考えてください。すべてのピースがまったく同じサイズと形というパズルを見たことがありますか? おそらく一度もないでしょう。一般的に、たくさんあるピースすべてを組み合わせ、ひとつのパズル作品として仕上げるためには、それぞれのピースの形が異なっていなければ成り立たないものです。そして、こうしたピースひとつひとつが正しい方向で正しいスペースに収まらなければ、パズルは完成しません。強力で統率の取れた組織のチームも、同じような方法で構築すべきではないでしょうか。つまり、従業員ひとりひとりがパズルのピースとして一丸となり、最終的には組織が全体的な目標を達成できるよう、1つのチームとしてまとまることが大切です。
アピリオに在籍する従業員は多様ですが、だいたい4通りのペルソナに分けられると考えています。つまり、冒険家、戦士、案内人、外交官です。おそらく世界中の革新的でスマートなオフィスでも同様ではないでしょうか。

この4通りのペルソナは、それぞれは異質ですが、集まって協力することでまとまりを発揮、アイデアを具体化し、目標を達成し、賢明かつ慎重に作業し、最終的には目前の課題に包括的に取り組めるようになります。

それぞれのペルソナはどんな人物像であり、それぞれがオフィス環境というパズルの中で、どのような役割を果たしているのでしょうか。多様でありながら効果的なチームを結成するために、各ペルソナがどんな貢献をしてくれるかを、それぞれ見てみましょう。
 

冒険家

結果を出せるアイデアを積極的に追求したい、創造的なソリューション探求者

周囲を見渡してみてください。一人でコスタリカまで行ってサーフィンを学んで帰ってきた人、チームが数カ月もの間、立ち往生してきた問題に型破りなソリューションを思いついた人はいませんか? その人こそ、あなたの同僚の中に紛れている冒険家かもしれません。

本物の冒険家が、画期的なアイデアを捻り出すだけで満足することはありません。自らも既定の枠から外に身を置き、ほとんど制約のない環境で最善の仕事をします。冒険家は夢のようなことを言っているように見えて、あくまでも結果を出すことに集中します。また、現実的でありながら情熱的な想像力を解き放つ、抜群のブレインストーミング手腕でも知られています。

自発的という言葉が、冒険家を最もよく表しているかもしれません。冒険家タイプのスタッフは、特に目標を達成する方法に制限や決まった型がほとんどない場合に、忠誠心と集中力を発揮します。このタイプのペルソナに、何かを禁止したり、制約でがんじがらめにしたりすることは、疎外感や息苦しさを感じさせてしまいます。したがって、高い能力を発揮するチームを編成したければ、冒険家には大局的な思想家、夢想家、そして最後まで諦めないソリューション探求者としての役割を、できるだけ頻繁に果たしてもらいましょう。
 

戦士

抜群に信頼でき、他のメンバーのやる気を引き出すチームプレイヤー

戦士は、冒険家のようにオープンなブレインストーミングの場よりも、具体的かつ明確なタスクが与えられた状況で成長します。周囲の全員を結集させ、士気を高めるのが戦士のDNAです。

戦士は、それがたとえ深夜まで長時間かかったり、元のプロジェクトの範囲を超えた作業であったりしても、大成を成就するためには夢中になります。戦士はやる気に火が付いたら、チーム仲間や上司が満足し、その賢明かつ勤勉な仕事が報われた、と自らが確信するまで、ひたすら邁進します。一方で、ひたすらタスクをこなすことに駆り立てられるあまり、他のペルソナと比較してバランスに欠けていることもありますが、それを差し引いても、人一倍の献身によりチームを補強し、価値を高めます。

真の職場の戦士は、短絡的思考傾向であることも知られており、タスクを任命したり、チーム割りをしたりする場合にはこの点を考慮しましょう。戦士に権限を与える際は、戦士が最適だと信じる方法で自由に仕事をさせることも考慮して、期待事項を明確化するようにします。
 

案内人

現実世界の意味を理解する堅実なリーダー

どんな偉大な旅にも、道を示す人が必要です。だからこそ、職場に秩序と規律をもたらし、目標を達成するための、案内人としてのペルソナが業務上、非常に重要な役割を果たすのです。案内人ペルソナは、現実的で堅実なアプローチにより構造と焦点をあぶりだすため、冒険家や戦士と自然に歩調を合わせられます。

案内人は、物事の根拠を示す存在であるだけでなく、プロジェクトを安全に運営しつつ、チームメンバーひとりひとりとそのアイデアを尊重することで価値をもたらす、チームワークに最適なペルソナです。案内人は現実世界の側面を熟知しており、達成可能な目標を念頭に置いていると考えられています。また、必要なことを確実に実行するためなら、プロジェクトリーダーになることも気にしません。

チームは案内人ペルソナなくして機能できないため、このペルソナの性質や強みをしっかり認識することがカギとなります。めったに感情を表に出さない案内人ですが、自らが軽視されていると感じれば途端に不機嫌になります。したがって、(余計な重圧を被っていたり、夢想的な冒険家タイプと業務を共にしていたりする時には特に)プロジェクトの全段階を通じ、案内人ペルソナを大切にし、尊重し、またよく耳を傾けるようにしましょう。
 

外交官

相互尊重を通じて調和を促進する、戦略的な調停者

外交官は職場のほぼ全員とつながっています。流動的なペルソナで、調和と生産性を刺激しつつ、全員のアイデアをまとめることを常に目指しています。こんなペルソナの一人や二人は、職場にいるのではないでしょうか。または、あなた自身が外交官かもしれません。外交官は冒険家とは正反対で、案内人のペルソナに最も近いと言えますが、楽しく、何よりも平和な職場環境を作ることを大切にしている点で、他のペルソナとは一線を画す存在です。

統率力と理解力を自然に備えた外交官は、チームというパズルの中でも要となるピースです。外交官がいなければ、冒険家は自分たちの考えを押し通し、戦士は過小評価されていると感じ、そして案内人は構造の欠如からストレスを募らせるでしょう。外交官は、自分なりの考えを発言する場所があることをチーム全員が感じられるようにすることで、調和をもたらします。

外交官はあらゆるチームにとって重要な役割を担っています。したがってこのペルソナに、自由に発言する機会を与えることが肝心です。外交官タイプに耳を傾けなかったり、講釈を垂れたりしても、このペルソナが反省して業務をもっと負担しようとか、もっと効率的に働こうと動くようにはなりません。実際にはその逆で、外交官が最も得意とする、平和でまとまりのある構造を維持しようとする行動を邪魔しかねません。外交官はグループ内で自由を保障されることで、指導力を最大限発揮できるようになります。
 

パズルを完成させるペルソナ

オフィスが冒険家や案内人ばかりだったり、戦士と外交官しかいなかったりしても、完璧なペルソナタイプなど存在しないことも覚えておきましょう。多種多様な性格のスタッフをいかに管理するかは、リーダーが職場で直面する最大級の課題です。ただし、仕事相手の人物像やその得意なこと、また目標というパズルを完成させるために、どの部分にはまるピースとなるかを認識し、理解することで、より強力なチームを築くことができます。アピリオは従業員とともに成長するにつれて、ペルソナ毎のユニークな性格を理解することの価値をより深く理解しています。

ぜひソーシャルメディア上で、あなたのペルソナを教えてください。あなたは冒険家、戦士、案内人、それとも外交官ですか? @Appirio にツイートして、お聞かせください!
 

・・・・・・・・・・・・

一緒に働きませんか?

現在弊社では、プロジェクトマネージャー、シニア・コンサルタント、コンサルタント、ソリューションアーキテクト、アカウントエグゼクティブの5つのポジションの採用を行っております。

アピリオの仕事にご興味のある方は、こちらをご覧ください。
アピリオのリソースハブにもさまざまな資料を掲載しています。

著者について

APPIRIO JAPAN

アピリオは、100%クラウドテクノロジーに特化したグローバルコンサルティングファームです。グローバル企業ならではのネットワークと顧客基盤、先進のクラウドテクノロジーにおける経験と知見を基に日本のお客様に変革をもたらしますための努力を惜しみません。2006年米国カリフォルニア州でAppirio Inc.は創業され、日本法人は、その米国Appirio Inc.の初の海外拠点として2008年に設立されました。ラテン語で「uncover 〜 明確にする」、「open 〜 オープンにする」などを意味する単語aperioに由来する社名の通り、それぞれの企業のあるべき姿を明確にし、そこに至る戦略の立案、最適なパブリッククラウド・テクノロジーの組合せを通じて実現し、最適なワーカーとカスタマーのエクスペリエンスを実現するお手伝いをすることをミッションとしています。

Twitter をフォロー Linkedin をフォロー アピリオのウェブサイトへ APPIRIO JAPAN のコンテンツをもっと見る
戻る
NRF 2020 でわかった、6 つの重要な傾向
NRF 2020 でわかった、6 つの重要な傾向

米国・全米小売業協会(NRF - National Retail Federation)が主催する、エキスポには常に驚かされます。流通/小売業界で世界最大級の展示会がニューヨーク市ジャヴィッツ・センターで2020年...

次へ
コミュニケーションの効果: デジタル変革に対するビジョン設定
コミュニケーションの効果: デジタル変革に対するビジョン設定

今は類いまれな時代であり、ビジネスは膨大な変革の課題に直面しています。組織のデジタル変革に対するビジョンを策定することは、これらの課題の1つにすぎません。ビジョンとミッションは、どちらもイノベーションと変革のメッセ...